一粒の種は、設立時より「学習支援・作業支援・SST(ソーシャルスキルトレーニング)」を中心に活動してきました。

しかし、多くの利用者様の要望もあり、平成22年度に「日中一時支援事業所 木陰」を、さらに、平成26年度に「放課後等デイサービス事業所 木葉」を開所し、支援を広げました。毎日、子供達が元気よく通ってきます。

木葉は、特別支援学校・特別支援学級・普通学級に在籍している子供達と、とても幅の広い支援をしていることが特徴の一つです。そして学習という共通の課題に習熟度こそ違えど、一人一人真剣に取り組んでいます。地域支援には障害の軽い・重いは関係がありません。

一人一人が安心して生活できる環境と周りの理解が必要ではないでしょうか。

一粒の種は、個人を大切にした支援を実践していきたいと考えています。

又、特別支援学校卒業後の進路先について、保護者の皆様からの要望もあり、令和3年度に「生活介護事業所 木香」を開所し、高等部を卒業後も引き続き、利用して頂ける体制を整えました。

子供達は日々成長していきます。その為、年齢に見合った支援が必要であり、子供達には、「頭を使い・体を使い」活き活きと活動して頂ける環境づくりをしていきたいと考えています。

これからも、一粒の種の活動に関心を持って頂けたら嬉しいです。

理事長 山田良行